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2012年8月14日 4:15 PM

カミナリさんは馬鹿なやつだよ

いつものように夜なべ仕事をしている間、雷鳴がきこえ、激しい雨が降り出しました。やっとブログを書き終わった時、ドーンとすざまじい音で家がふるえ、とたんに停電。落雷だったようです。
真っ暗なので隣近所の様子がよくわかりません。だが、電信柱のあかりはついています。よく見るとわが家の右隣りの家々は同じように真っ暗なので、町内のこの一帯は停電なのだろうと思われました。
手近に小さな懐中電灯があったけど大きいのが見つかりません。妻も起きだしてさがしたのですが、所在不明。関電の高槻支店に電話しても通じません。
念のためブレーカー(配電盤?)を調べたのですが、スイッチはすべて正常におりています。こうなると文系は役立たずです。仕方ないので妻は寝室にもどり、わたしはダイニングで外を眺めながらビールを飲むことにしました。
いやはやすさまじい雷鳴と驟雨でした。空が夕焼けのように明るくなり、つぎの瞬間轟然と雷鳴がとどろくのです。家がふるえます。夕立と違って雷鳴は一向に遠くなりません。家の前の松沢池(一周約1,800メートル)が暗闇と驟雨にもかかわらず一瞬闇の底に浮かびあがります。対岸の高層マンションの左右に稲妻が幾度も駆けおりてゆきました。
あとでわかったことだけど、万博外周道路の信号がいくつか落雷で壊れたらしい。わが家にもたぶん落ちたのでしょう。今の家に住んで24,5年になりますが、こんなことは初めてです。事情あってわたしたちは二人暮らしには広すぎる高台の家に住んでいます。バチが当たったといわれても仕方ありません。
午前6時すぎまで嵐はつづきました。わたしはやけくそになって
カミナリさんは馬鹿な奴だよ
へそばっかり狙う
わたしならもう少し下を狙う
そうだそうだまったくだよ
という歌を口ずさんだりしました。敗戦後村へ復員してきた若い衆たちが昼間から獨酒を飲んでわめいていた歌です。
ともかく嵐の夜景を見物して、暑いのに閉口しました。テレビは使えないし小型ラジオも所在がわからず情報は何一つ入りません。なによりも読み書きのできないのが応えました。停電は永久につづくかと思われます。観念論で原発再稼働に反対しても、自分が身をもって停電を経験すると、ブラックアウトの脅しには強く抵抗できなくなります。
災害というものの不自由さの万分の一を体験しただけが収穫でした。なんとか夜明けが近づいたころ睡眠薬を飲んでわたしは寝ました。なにもできないということによって大層疲れた気分でした。
昼に目がさめると停電は治っていました。妻が関電と連絡して、ブレーカーの不具合を教えてもらい、なおしたということです。停電はわが家だけのことだったようです。
せっかく書いたブログは消えていました。今回は韓国という絶対に負けたくない相手を破ったバレーボールの女子日本代表チームについて、みんな絶世の美人だと書いたのだけど、すべてチャラになりました。またいつかとりあげます。
災害はわすれたころにやってきます。みなさん、海中電灯の置き場所だけはわすれないように。