危険な秋 | ||
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書名 | 危険な秋 |
出版社 | 講談社 | |
出版日 | 1992/12 | |
版型 | 単行本/文庫 | |
ページ数 | 223p | |
ISBN | 978-4061852914 | |
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内容紹介
若いホステスと浮気し、重役になって家庭と会社から頼られながら、柚木克彦の心と肉体を本当に満たしてくれるのは律子とセックスだった。三十年ぶり に再会 した高校の同級生、憧れの女性とクラシックを聴き、思い出を語り、密かに結ばれる情事を大胆に描き、新しい世界を展開して話題となった長篇小説。
コメント
人生の盛りの時期にある男女の性と愛を書き連ねているうち、我が身を人生の秋がおとずれているのを自覚した。その老いの実感を正面に据えて書いた恋愛小説。多くの読者の共感を呼んだ。 むかし恋した女性と劇的な再会を果たしたい願望はだれにでもある。そのことをこの作品によってこと再認識した次第である。
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