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2013年9月10日 12:53 AM

大ショック、夫婦で目ェ剥いた

飲み屋の払いがあったので、振り込みのため銀行にゆきました。こんなのは妻に任せっぱなしだったけど、何かの都合でわたしが行った のです。
ATMに向かってまず振り込み先の都市銀行を指定しました。ついで[支店]の文字を押すと、画面にはカナの50音表が出ました。
請求書に梅田支店とあるので、つぎにウの字を押します。するとウの字で始まる支店名が10ばかり画面に出て、先頭に梅田支店の文字 がありました。そこを押したあと普通口座番号を123789などと指定しました。すると「ご指定の口座はありません」と説明が出るのです。おかしいな、操作ミスなのか。ふしぎに思ってやり直したけど、また「口座がありません」なのです。

ATMというやつはこっちがすこし でも手間取ると、やいのやいのせき立てるくせに、追加説明はまったくしなし。癪にさわる機械です。
何度やり直してもラチがあかずその日は帰宅。夜、振込先の飲み屋へ電話で問い合わせました。
「おかしいなあ。口座番号は合ってますよ」
先方はただ不審がるだけです。
翌日妻に事情を話して一緒に銀行へ行ってもらいました。妻は馴れた手つきでATMを操作します。しかし,機械の返事は相変わらず「 口座がありません」です。何度やっても変りません。
たまりかねて妻は女性のサービス係に質問しました。サービス係はどこかへ電話などして問い合わせています。わたしは離れた椅子に腰 かけて解決を待ちました。
やがて妻がぶじに振り込みをすませてやってきました。説明によると、わたしたちは二人とも支店名を間違って指定したというのです。
わたしは釈然としません。ATM画面に10ばかりのウの字のつく支店名が並んださい、わたしはたしかに梅田支店を指定したはずです。先頭の支店名だから間違いようがない。ATMの前に引き返して妻の説明をききました。
いやあ、マイリました。10ばかりのウの字のつく支店のうち、わたしも妻も梅田支店だと思って植田支店の文字を押していたのです。 先頭にあった植田支店を梅田と見誤って、「口座が見当たりません」を繰り返していたわけです。

梅田支店は大きな支店だから先頭に出る のだろうときめこんでいたのが失敗でした。夫婦ともに老眼がすすんでいたわけ。二人ともジイサン、バアサンになったなあ。大いに慨嘆 しつつ帰途のついたのです。
わたしはむかし通ったストリップ小屋の常連だったある老人を思いだしました。その老人は元海軍士官だったらしく、いつも肩から立派 な双眼鏡をぶらさげてきていました。ステージのおねえちゃんが衣装をぬいで全裸になると、客席の中央で双眼鏡を目に当てて、「敵艦見 ゆ」とばかり熟視するのです。入れ替えなしで数ステージ通しで見張りに立つのでした。
「いいトシして元気やなあ、あのジイちゃん」
わたしたちは畏敬の念と若干の軽侮をこめていいあったものです。
いまやわたしもストリップ見物には双眼鏡が必要なトシになりました。このアダルト動画の時代、ストリップの営業が成り立つのかどう かは知りませんが、もし見物の機会があれば双眼鏡を持参するつもりです。
翌日、東京オリンピック決定の知らせでテレビが大騒ぎしました。金メダリストが数名下らぬないコメントをするなかで、張本勲が、
「2020年にはわしはおらんよ」
といっていたのが印象に残りました。
わたしの感想も同様ですが、唯一東京オリンピックに願うのは、どの種目でも韓国、中国には絶対にボロ勝ちすることです。もし生きて いれば、双眼鏡をさげてスタンドへ応援にゆくつもりです。