mv

2016年3月15日 1:39 AM

巨人軍はお終いなのか

トラブル多き巨人軍にまた一つ問題がもちあがりました。産経新聞の記事によ
ると巨人軍は自チームの公式戦の勝敗を対象に、選手同士が現金をやりとり ていたというのです。2012年からの慣習だったらしい。この行為は「声出し」
とされて全選手が参加していたそうです。
証言したのはさきに野球賭博への関与がバレて馘首された笠原将生元投手。
1人の証言だから今後どう変るかわからないけど、球団が通称「声出し」は
チームの士気を高めるためにやること、敗退行為とはつながらない、として禁
止しせずにきたようです。その効果で2012年は日本一になったと球団はいうけ
ど、巨人軍の選手は有名な高給取り。10万や20万の金でヤル気が出るとは

信じられません。

いやはや情けない話です。失った信用をどうやって回復するつもりなのか。
2012年の監督は原辰徳氏。原監督と云えば、不倫スキャンダルをばらすと脅されて脅迫者に1億円払ったと噂になった人物です。噂が真実か否かは知らないけど、話をきいてサスガ金持やなあ,と驚嘆したものです。不倫スキャンダルなんて芸能人でないかぎり家庭内の問題でしょう。それが1億円とは巨人軍の監督ともなると、それほど儲かるのかと羨ましくなりました。
今回問題になった「声出し」とは試合前(試合中も?)選手たちが円陣を組む
とき「さあ頑張っていこう」などと最後に声を出す選手に絡む方式のようです。
選手たちはあらかじめ1000円を拠出し、試合に勝てば1000円×16=16000円が声出し選手の総取りになるわけです。勝てば翌日も同じ選手が「声出し」に
なりますが、拠出金は3倍、5倍と跳ね上がり10連勝もすれば10倍~20倍?または30倍?にもなって「声出し」選手は一財産できるわけです。その代り連勝すると拠出金が大きくなって、俸給の少ない選手は借金に追い込まれるというわけ。
わたしがプロ野球、中でも巨人軍に熱中したのは野球を覚えた中学時代、秋田県では巨人軍の試合しか放送がなかったせいですが、学生時代よりもサラリーマンになってから熱中の度合いは濃くなりました。
サラリーマン生活はまったく性に合いませんでした。上司との人間関係に苦労するたび「こんなアホの命令に従わなければならんのか」と思ったし、毎日朝9時
から夕方5時6時、たまには夜8時まで拘束されるのが窮屈でならなかったのです。そんな息の詰まる暮らしのなかでプロ野球の選手たち、中でも巨人軍の選手を見るのが楽しみでした。球場には「本当の人生を生きている男たち」が躍動していました。ケチな人間関係にも悩まされず、ノルマに追われず、金にも困らず、全力で打ち全力で投げ、全力で守り、スリリングな時間をすごしていました。
「偽りの人生の中にある」わたしたち凡人と違って天才たちは自己実現を果たし、勇気凛々躍動していたのです。。
巨人軍の選手たち(東北地方では巨人軍の試合しか放送されておらず、わたしはジャイアンツのファンになるしかなかった)にわたしは理想の男たちを見ていたのです。一番与那嶺から八番広田まで9連覇時代のオーダーをいまも暗称できます。わたしにとって巨人軍の選手は一切の現実のケチな労苦から解放され、溌剌として「本物の人生を生きている」男たちでした。
そんな男たちの後輩がゼニカネに捉われて麻雀や競馬、野球賭博にのめり込む現状を見てどう思うでしょう。われら一般人と同じゼニカネ優先の生活を送っている現在の巨人軍の選手たちを見て、情けなくて涙を流すのではないか。
川上哲治、千葉茂、青田昇、藤本英雄、別所毅彦さらに長嶋茂雄、王貞治、広岡達朗、森昌彦、藤田元司、堀本律雄らが何と思いますかね。
野球選手は現実の束縛を受けなくて済む天才なのです。現実と離れた高い空間で男らしく伸びやかに生きる特権を勝ち取った男なのです。その特権を放棄してチマチマした金儲けに走るなんて、観客としても情けなくて涙が出るよ。
笠原将生は福岡で問題の男B氏の後援で寿司屋をやるそうです。普通の商売をやってから、どれだけプロ野球選手が恵まれた職業だったかわかるはず。
でも高木京介など、今回の件でそれが身に染みたみたい。1~2年後復帰の道を残してやっても良いんじゃないかしら。ヨメさんもいるみたいだし。1度の失敗で挽回のチャンスがないなんて、それはそれで不公平です。でも、ほかの球団から怪しい選手が続出したら、こんな甘い話は洟もひっかけられまいけど。