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2012年4月13日 3:09 PM

祇園で大事故。日本良い国ヤバイ国

4月11日の午後 祇園の大和大路を軽ワゴン車が暴走、四条通との交差点などで通行人を撥ね、死者7、負傷者11を出しました。犠牲者は花見客や観光客だったらしい。

 こうなると花見や観光旅行も命がけ。昨年来の自然災害に加えて日本は良い国なのかどうかわからなくなります。
 軽ワゴン車の運転手は交差点を超えて約200メートル北進し、白川の手前で電柱に激突して死にました。
 西から東に流れる白河に沿った道は桜並木が見事です。とくに夜桜が豪華で、わたしはこの時期一杯機嫌で通りをぶらつくのが大好きです。
  じつは事故の前夜、秋田から遊びにきた妹や弟と南禅寺で湯豆腐で一杯やり、京都在住の妹宅で歓談しました。ひどい悪天候なのでやめたけど、ううでなければ 白川沿いの道を歩いたはずではずです。もしそうだったら翌日の事故のヌニュースを見てさらに生々しいショックをうけたことでしょう。
 最初このニュースをきいたとき、わたしはとっさに運転手は老人だろうと思いました。運転中脳出血かなにかの発作を起こして意識不明になったと考えたのです。
 自分自身は運転はしないけど、いつ似たような急病におそわれるかもしれない点では同じです。ヤバイな、と他人ごとでなく思いました。老人の運転に怖い思いをしたことがあるの
です。
 一昔前、大津の琵琶湖ホテルで身内の結婚式がありました。その帰り、わたしは存命中だった母親とともにタクシーに乗りました。母親が気分がわるいというので茨木までタクシー
で帰ったのです。運転手はかなり高齢だったけど、ホテルで客待ちしていたのだからべつに気にはなりませんでした。
 名神高速道路を飛ばして茨木まできました。一般道路に出る分岐点が近づいたので
「次の道、左へのぼってください」
 とわたしは指示しました。ところが老ドライバーはとっさに左折しそこねて分岐点を通り過ぎてしまいました。
 わたしは十分距離をとって指示したはずだったけど、老ドライバーは分岐点を見つけるのとハンドル捌きとがうまく連動しなかったのです。
 仕方ないので千里のインターチェンジまで走り、大回りして上り線に乗り変えてなんとか万博外周道路に入りました。しばらく走って左折する箇所へ知がづきました。
「運転手さん、そのさきを左に」
 さっきのことがあるのでわたしは充分に距離をとって指示しました。
 ところが老ドライバーはまたまた曲がりそこねて通り過ぎようとします。
「おい、ここだ、ここ」
 慌ててわたしはさけびました。
 老ドライバーはわたし以上に慌ててハンドルを切り、とたんにズシーンと車の右横に衝撃がきました。鉄柵にぶつかったのです。
 ムチ打ち症にならないかとわたしは母親を心配しましたが、幸い無事でした。老ドライバーは車を止め、外へ出て点検しています。オロオロしていますが、申し訳ないの一語
もありません。
「あんた、もう引退しろよ。いまに大事故を起こすぞ」
 わたしは文句をいい、携帯で地元のタクシーを呼んで自宅へ帰りました。大回りしただけ料金は高かったけど、仕方ありません。以来、京都などで老人ドライバーのタクシーを敬遠
しています。
 一時期京都では老人の運転するタクシーがときどき目につきました。道路の端をヨロヨロ走る老タクシーを見てヤバイなあと思ったものです。
 今度の大事故を起こした運転手は30歳でした。癲癇の持病があったそうです。
 30歳の運転手は車の運転を病院で厳禁されていたそうです。だが、免許更新のさいも持病を申告せず、勤め先にも話していなかったらしい。就職難はわかるけど、最近はこうしたい
違反行為が一般市民にも蔓延しているようです。親の死をかくして年金を詐取したり、高級車を乗り回しながら生活保護をもらったり、給食代を踏み倒したり、社会の慈悲深さの現れであ
で あるセーフティネットにつけこんだ違反が多いようです。昔は犯罪には怨みや憎悪がつきものだったけど、いまはほとんどがゼニ絡み。 払うべき年金や奨学金 を踏み倒すのはまだ可愛いほかわいいけど、なかには孤独な男を騙して貢がせ、あげく殺してしまうひどい女もいる。日本はヤバイ国になりました。
 甘やかすとつけあがるのが人間の悲しい習性です。人権尊重も大事だけれど、違反防止には社会全体がもっと厳しく当たる必要があります。癲癇持ちで大事故を起こす恐れのある者
には免許証を渡さないようシステムをつくる必要があります。医療機関から警察へ届ける義務を課すべきでしょう。アメリカのいくつかの州で性犯罪者に住所の届出が義務付けられる
のと同様、事故を引き起こるかもしれない人物にはある程度の人権の制限も止むをえないでしょう。
 平気で違反をやらかす人間にとって日本は良い国であってはなりません。ヤバイ人間にはヤバイ国であること。対外的にもそれは言えることだと思うのですが。