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2016年4月27日 3:40 AM

難病ジイサン

25日月曜日、所用で外出しましたが、前夜の睡眠不足で疲れました。「おれ
も歳をとったなあ」とボヤきながら午後8時に帰宅。しばらくテレビを見て
ほんの1~2時間眠る気で就寝。夜中に起きて仕事をするつもりだったのです
が、目がさめると翌朝11時でした。
おれも歳をとったなあと再度のボヤきのうちにテレビをつけたら、前田健とい
う芸能人の急死が伝えられていました。
前田氏は24日夜、新宿区の飲食店で食事した後、近くの路上でとつぜん嘔吐
して倒れ、心肺停止のまま救急搬送されたものの午前1時死亡が確認されたと
いうことです。
わたしは前田健なる芸能人を知りません。さほど関心がなくテレビを見ていた
のですが、前田氏の享年を知ってガクゼンとなりました。何とまだ44歳。わ
たしの約半分ではありませんか。
わたしはいま82歳。前田氏が夭折なら、わたしは疑いもなく長寿です。しか
し長寿など祝福に値するものではありません。まず身体にガタがきます。わたし
は二つの難病を抱えています。その1は小脳変性症、その2は間質性肺炎。双
方とも幸い進行してませんが、小脳変性症は最近プルキンエ細胞とやらの研究
で神戸の理化学研究所が有効な治療法を開発したとの新聞記事が出て、わたし
も大いに期待したのですが、その後音沙汰なし。間質性肺炎の方は最近知人が
「あれは喫煙が原因。幼い時から吸い出した人が間違いなく発病するのです」
と教えてくれて、高一のときから吸い出したわたしは「後悔先に立たず」を
実感したところです。政府はタバコの売上げが落ちるのを嫌って、間質性肺炎
の原因は喫煙にあることを隠しているのでしょうか。わたしは60歳から禁煙
したのですが、もしも売り上げ減を嫌って政府が隠していたのが事実であれば
明日からでもサヨクになります。
2つの難病のほかにもわたしは加齢による故障を種々抱えています。すこし長
距離を歩くと腰痛が出るし、椅子から立ちあがると膝が痛みます。視力は衰え
て遠近両用の眼鏡も欠かせないし、耳の聞こえもやや悪くなりました。食欲も
減退し、頻尿にも困惑しています。わたしの身体は地震で破壊された熊本の街
のように、修理に長時間が必要なようです。生きてるうちに間に合うが否か。
震災のニュースにさまざまな地震学の権威が出演していろいろ解説しています。
私がいつも思うのは、宇宙工学ではほかの星の様子もある程度分かるのに、地
震のほうはさっぱり五里夢中。権威者はしっかりせいということです。しかし、
考えてみると、われわれの身体の仕組みもまだよくわかっていません。早い話
、難病の治療法です。患者ははみんな待ちわびています。前田健氏も医学がさに進歩していたら、あたら夭折することはなかったでしょう。
どんなに待ちわびても、加齢による衰弱には治療法など発見される見込みはあ
りません。その意味で加齢病こそ最大の難病なのです。
。われわれの身体は地球と同様いつ爆発するかわからんのです。こうしてみると
長寿をよろこぶのが、やはり自然なようです。
ああ腰が痛い。同じ姿勢で椅子に腰かけすぎました。エコノミー症候群と云う
やつですかね。これも難病です。