雷鳴のとき | ||
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書名 | 雷鳴のとき |
出版社 | 文藝春秋 | |
出版日 | 1988/06 | |
版型 | 単行本 | |
ページ数 | 237p | |
ISBN | 978-4163102504 | |
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内容紹介
最悪事態の最良の解決をはかるべく、倒産直前の安宅産業に送りこまれた経営者の奮迅の活躍。書下ろし長篇。
コメント
松井弥之助氏は著者がつとめていたタキロンという化学会社の社長をしていた。タキロンが倒産の危機に直面したので、親会社の伊藤忠商事から再建のため送り込まれたのである。わたしは当時タキロンの課長をしていた。松井社長の会社再建の手法を見て、ホンマの経営者はこういう人物かと納得したのものだった。その後松井社長は安宅産業へ送り込まれて、巨大総合商社の合併という大事業をなしとげたのである。この目で見たモデルだから書きやすかった。