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2012年2月24日 3:01 PM

ショパンの無責任「仔犬ノワルツ」

ショパンに「仔犬のワルツ」という愛らしい小曲があります。仔犬が庭でくるくる回っているさまを見て描いたとたといわれている曲です。だが、仔犬は愛らしいだけの生き物でではありません。うるさいし、わがまま勝手だし、世話をやかせるし、一面では扱いにくい動物なのです。
ショパンがほんとうに庭で遊ぶ子犬を見て作曲したとすれば、彼は仔犬を飼ったことがなく、だだ生き物の外見だけとらえて無責任に賛美したにすぎないのです。
  最近わたしは胸痛に悩まされています。左胸からわき腹にかけて重苦しい痛みがつづきます。病院で診てもらったところ、筋肉痛だといわれました。体をねじっ たり無理な労働をしたのだろうというわけです。だが、心当たりがない。原因は仔犬の散歩だとしか考えられなくなりました。
 昨年の暮から四代目のビーグル犬が家に来ました。名前はラビ。ラビットの略です。卯年生まれだというので妻が名付けました。
いま生後4ヶ月少々です。きたときは体重2キロ。ネズミのように小さかったのに、いまや体重4キロ。ものすごい勢いで家の中を駆けまわっています。 (さらに…)

2012年2月16日 3:02 PM

エッチするのも国のため

 いまや「生めよ殖やせよ」が国民的急務であります。しっかりガンバらないと国が滅びまっせ。
 少子高齢化がいわれて久しくなります。一方で若者の草食系化や結婚率の低下が指摘されます。増税談義や年金改革もよろしいけど、国家の存亡にかかわるこの長期的課題について、政府は「若者よ欲情せよ」のキャンペーンを実行しなくてはいけません。
  戦争中、「生めよ殖やせよ」が政府のスローガンでした。戦争により多数の人命が失われ、軍や産業の衰退を防ぐために政府は国民に「あっちもガンバレ」と太 鼓を叩いたのです。おかげでわたしの同世代には兄弟姉妹の多い人がたくさんいました。5人きょうだい、6人きょうだいが珍しくなかった。わたし自身も6人 きょうだいの長男で、いろいろ苦労したもんです。
 ところが敗戦で食糧難の時代になると、一転して「産児制限」がさけばれました。わたしの母なんか村の婦人会長として率先して産制運動の先頭に立っていました。中学生だったわたしはなんだか恥ずかしくて仕方なかったのです。
 あの産児制限ブームの痕跡が現在でも明らかに残っています。あれ以来、多数の子供を持つ夫婦はなにやら野蛮、無教養な印象をあたえるようにになりました。「貧乏人の子沢山」などというカルタの文句も拍車をかけたようです。
 子供の数は2人が標準であり、せいぜい1姫2太郎が限度という常識が生まれました。女性が出産や育児の負担から解放され、共働きによって「健康で文化的な生活」をするのが規範となったわけです。 (さらに…)

2012年2月10日 3:03 PM

ドテンと転んで痛くなかった

  東北や北陸の豪雪地帯は凄いことになっていますが、東京でも何日かは雪が積もりました。通勤の人々が滑ってドタン、バタンと転んでいます。怪我をする人も多いらしい。
 その点阪は雪が降っても積もりません。わたしは茨木市に住んで26年になりますが、周囲が雪景色になったことはせいぜい4~5回あっただけだと思います。それも一日が二日で消えてしまいました。だからテレビで東京の雪の日の通勤風景を見て、
 「やれやれ大変やなあ」
 同情しながら笑ってしまうのです。雪の日に革靴で歩くのはそりゃ大変ですよ。
  東北、北陸では都市部の人たちも雪掻きに忙殺されているようです。農村部はさらに大変らしい。最近は若者がいなくなり、老人の一人暮らし、二人暮らしが多 くなりました。70歳をすぎて屋根の雪おろしや道つくりはたしかに重労働です。屋根から落ちたり、屋根からの滑雪に埋もれたりして亡くなる人はほとんどが 老人。わたしなんか、雪のない大阪に暮らす幸運に感謝しなければなりません。
 それはそうなのですが、テレビなどの論調はなにかというと「共生社会の崩壊」です。むかしは村民同士助け合って雪掻きをしたものだが、高齢化、過疎化によってできなくなった。経済優先の風潮が好ましい地域共生社会を崩壊させ、老人たちは見捨てられているというわけです。 (さらに…)