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2016年1月27日 1:15 AM

赤ワイン万歳

先夜、久しぶりで会った旧友と北新地で食事して帰る途中、昔馴染みの酒場
マスタ―に会いました。寒い夜だったので客がおらず、客引に出ていたのす。
仕方なく店へ入り、ワインを飲みました。古くからの行きつけの店なので話が
はずみ、禁酒中にも関わらずつい3~4杯飲んでしまいました。
帰宅してすぐ眠り、翌日目覚めると妙に体調がよろしい。京大病院神経内科の
ある情景が思いだされました。 (さらに…)


2016年1月19日 4:01 PM

気味悪いショパン

1月17日のEテレ クラシック音楽館には第17回ショパン国際ピアノコンク
ールの優勝者チョ、ソンジンが出演しました。曲目はショパンのピアノ協奏曲
第1番。オケはN響。指揮者はフェドセーエフです。この指揮者に関してはわ
たしは何も知らないけど、ロシアではかなり有名な人のようです。
ショパン国際コンクールの出演者は16歳~30歳の年齢制限があります。第
1回は1927年の開催で以後5年に1度ひらかれます。歴代の入賞者はアシ
ュケナージ、ポリーニ、アルゲリッチ、中村紘子、内田光子,ツィメルマンなど
大ピアニストを輩出して、世界で最も古く権威あるコンクールです。
日本人は第8回(1970)の内田光子の2位が最高で優勝者はまだ出てい
ません。わたしは興味津々で優勝者を眺めました。
チョ、ソンジンは20歳前後の、いかにも富裕層の出らしい上品な青年でした。
演奏は第2楽章が独特の解釈で、音の一つ一つに情感がこもっていて深く感動させられました。全曲にわたり音が穏やかに冴えていて、透明感があって気持の良い演奏だったと思います。
音楽雑誌「MOSTLY]によるとコンクールの全応募者は445名。最初に
書類や演奏映像による事前審査があり160名が通過。さらに予備予選で78
名が本大会出場となるようです。さらに1次2次の予選を経て20名が3次予
選に挑み、、最後に10名による本選が行われるわけです。
本大会出演の78名中、地元ポーランド14名、中国14名、日本12名、韓
国7名、ロシア6名、アメリカ4名、イギリス、イタリア、カナダ各3名 チ、
、ェコ2名、その他各1名だったということです。
日本から本大会に出演した日本男子も4名いたはずです。ところが予選で全員姿を消し、本選に出た10名のうちに日本人はただ1人。小林愛美(20歳)
さんだけでした。
しかしねえ、ここでも中国人の爆買い現象。ポーランドの誇りショパンの名を冠したコンク ールだから、地元の出場者が多いのは当然でしょう。だが、中国人がこの分野でも最多出場とは、コンクールの権威にかかわる気がします。
アジアで一番先に西洋音楽を取り入れたのは日本です。ショパンコンクールで
内田光子や中村紘子が赫々の成績を上げてきました。アジアのNO1は日本だ
とわたしは信じてきました。実際ピアノの普及度やピアニストのすそ野の広さ
では日本が第一位のはずです。わたしのようなただの愛好者の数はアジアだけでなく世界でも一流のはず。
ところが中国がこの分野でも奔流のように進出してきました。第12回(1990)と第13回(1995)は1位の該当者なしだったのですが、第14回(2000)にユンディ、リが優勝してからは俄然中国が勢いづきました。この回にはサ、チェンも4位入賞しています。以来、中国ではこのコンクールがブームになり、ワルシャワまで聞きに来る中国人が急増して「爆買い」もやらかしているそうです。
15回からは韓国も進出しました。2人の韓国人が第3位になり、日本人は2
人が第4位になりました。山本貴志、関本昌平です。第16回(2010)はロシアのピアニスト、そして今回(2015)はチョ、ソンジンという次第。
中国、韓国の進出は凄まじい競争社会からの脱出願望の作用だという説もありますが、わたしはコンクールの順位に国力の順位を見てしまう両国の後進性を
見てしまうのです。
他人のことは言えません。わたしもコンクールにおける日本人の成績を見て、
日本は一流国の仲間入りしたと、胸の内でバンザイ三唱していたのだから。最
近まで欧米諸国に対する劣等感の虜になっていたわけです。
かつてコンクールの主流だったドイツ、オーストリア、フランスなどがショパン
コンクールについては冷淡です。考えてみると、テクニックや音楽性の集大成で
ある演奏に順位をつける愚に気づいて、またその順位に国力の差を重ねる愚かさ
に気づいて、それら真正の音楽先進国は白けてきたのかもしれません。
演奏家のミスを指摘するのはたやすいけど、ミスのない演奏は各自の好き好きに
任せるのがまともな鑑賞法ではないでしょうか。
そう思ってチョ、ソンジンの演奏を聴くうちに、中国、韓国の復讐心がやがて日
本に戦争を仕掛け、属国にするつもりでいる気がして気味悪くなってきます。
この両国は芸術の感性さえ自国の下位にしたい執念をもっています。
そう思ってショパン第1ピアノ協奏曲を聴くと、中国、韓国など日本に恨みを抱
を抱く国々に属国化される日本が思われて気味悪くなってきます。
コンクールの入賞者には拍手を送ろう。だけど入賞者の国籍にこだわるのはもう止めにしましょう。

美人は中国人、韓国人であっても美人に変わりないのだから。


2016年1月12日 3:31 AM

成人の日

1月15日は成人の日。最近までわたしはそう信じていました。ところが
2000年からハッピーマンデー方式とやらで1月の第2月曜ときまった
らしい。テレビがやたらと「今日は成人式」というものだから、妻に確か
めたら、今年の成人式は1月11日だということでした。
「あんた、ボケできたんと違うの。 日にちを間違えるなんて」
「いや、まだボケてはおらん。ブログをちゃんと書いてるやないか」
そんな問答のすえ、間違えた真因に思い当りました。
わたしがサラリーマンをやめて文筆業になったのは昭和42年の末でした。
以来約50年、曜日に関係のない生活をしてきたのです。今日が日曜だろ
うと月曜だろうとわれ関せずで済みました。成人式が1月の第2月曜に変
わったところで痛くも痒くもないのだから、間違って当然。正確に記憶し
て要るほうがむしろ変なのです。
しかし、わたしの時代の成人式とはなんという変わりようでしょうか。
テレビではどこかの式場の模様が映っていました。女の子は例外なく華や
かな振袖姿です。妻の解説では買えば一人前100万円はくだらないそう
です。貸衣装でも30万円ぐらいするらしい。アホやなあ、とわたしたち
は慨嘆します。自治体主催のつまらん成人式にそんな費用をかける神経が
わからない。本日をもって公式に成人となり、酒、たばこが自由になるの
がそんなに記念すべきことなのか。自治体の形式だけの祝賀がそんなにう
れしいのか。
ガラになくわたしは平凡な正義感にかられました。私が20歳のころは大
学1年生で、秋田県鹿角郡八幡平村の役場から案内が来ていました。わた
しは京都へ出ていたから、村の成人式になど関心がありませんでした。妻
は山口県の出身でやはり国元の自治体から案内がきていたそうですが、学
生だったので同様に関心がなかったようです。
あとで記念写真を見ると、むかし疎開児童に意地悪をした連中がバカ真面
目な顔でならんでいて、写真から垢じみた体臭が立ち上るような気がした
ものです。女の子が晴着だったかどうかは覚えていません。女の子に一番
興味がある年齢なのに覚えていないのは、わたしが疎開先の村に早々と絶
縁の感情をもっていたからでしょう。
自治体の催しというだけでわたしは出席の気をなくしました。高額の旅費
と時間をかけて出席するには値いしない催しと思われたからです。雁首を
ならべた同級生らにも、奇異の念に打たれました。彼らは悪ガキでした。
性的な俗語をまき散らし、
「××男先生と○○女先生は山でへっぺした」
などと臆面もなく叫んでいたものです。そんな連中が、自治体の催しには
純朴な顔を揃えているのです。農村の自治体の催しは地元の農民のための
催しであり、都会へ出てサラリーマンになる気で勉学中の者は相手にしな
いようでした。
テレビを見ておどろいたのは、新成人となった都会の男女が田舎の悪ガキ
上りの青年たちと同様、素直に式に出席していることでした。つまり60
年前の農村青年と、いまの大都会の青年は自治体に対する意識の点で同等
だということです。
おまけに今年から選挙の成人年齢が最低18歳に引き下げられます。大丈
夫かね。成人式を見る限りわたしは危惧の念にかられます。それでなくて
も現議員には頼りないのが多い。
パンツ大臣だの幼いおかま買いの議員だの国会をサボッて男性秘書と温泉
に行った女子議員だの妻子のいる議員と路上でチューしたした未亡人議員
だの、程度の低いのが数多くいます。選挙年齢を若くしてもっとたちの悪
いのが選出されることにならんでしょうか。
いや、考えてみると、彼らをえらんだのは今の有権者です。18歳以上に
引き下げられた新有権者は関係ない。
求める夫は年収1000万以上とか貯金5000万とか、晴れ着姿の成人
女性(美女に非ず)が勝手な熱を上げるテレビを見ながら、この娘ら何人男
を知っているのかと考えました。むかしは成人になった男は式が済むとすぐ
に先輩の案内で女郎買いにいったものだけど、いまはそんな美風もなくなっ
たようです。男は企業戦士を気どり、女はつかの間のスターを気取る。
成人式ならぬ性人式。昭和は遠くなりましたな。