mv

2016年2月23日 12:55 AM

懐かしのホンダラ行進曲

必要あって野坂昭如さんの「人称代名詞」という本を読んでいます。たしか吉
川英治賞の受賞作で昭和60年出版の小説です。土曜日から読み始めたのです
が月曜になっても3分の1しか読めず、注意されて愕然としました。
野坂さんの文章は、読みにくいというより読者が身を入れて読まざるをえない
文章でですが、せいぜい200ページ弱、400字詰め原稿用紙600枚ほど
の作品です。それが3日がかりで3分の1しかよめないなんて、明らかに私の
読書能力が低下しています。何でこんなに読むスピードが遅くなったのか考え
て、改めてびっくりしました。
原因の一番はやはり加齢です。書く能力が最近ずいぶん遅くなりました。PC
のせいもあるけど、やはり頭の中にある混沌とした思念を言葉にするスピード
が落ちているのでしょう。でも、読む能力がいくら年をとってもそんなに遅く
なるとはおもえない。そこで気づいたのですが、読書に充てる時間がめっきり
すくなくなったのです。もともと多読とは云えなかったが、近年ますます少な
くなりました。スマホ愛好層をバカにはできません。 (さらに…)


2016年2月16日 2:05 AM

合格のあと

2月11日。高校の同級生だった奥田惇二氏が京都へ観光旅行にきました。
氏は東北大医学部を出て老人医療を修め、病院勤務ののち独立、良くは知らないけど、病院経営に当ったこともあるようです。定年後は仙台周辺の老人ホームを車で巡回、とくに認知症の診断や治療に当っています。2~3年前、地域医療への長年の貢献を称えて叙勲の栄にも輝いたはず。小生のもっとも敬愛する

同級生です。
同級生のなかでは小生の一番の読者で,小生の新しい本が出るたびに10冊
ずつ買って医師仲間へ配ってくれました。わたしにとって恩人です。
その奥田氏が京都旅行とあって11日は京都へ出向き、夕食と飲み会をやるこ
とにしたわけです。 (さらに…)


2016年2月11日 1:48 AM

小説家と研究者

2015年の12月、野坂昭如さんが亡くなりました。私が一番敬愛していた
小説家です。追悼文やらこのブログやらに何度か書きました。一番最後にお会いしたときがもっとも記憶に残る夜でした。
あれは2002年のやはり年末だったと思います。久しぶりで彼に会って祇園
の寿司屋で飲みました。途中彼は自分の胸をさして「さわってごらん」といい
ました。云われた通りにすると、シガレットケースのような四角で固いものが
指に触れました。 (さらに…)