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2016年6月7日 3:41 AM

巨人軍の両輪

6月5日の巨人、日本ハム戦。私はこの試合を楽しみにしていました。日本ハ
ムの大谷翔平の登板が予告されていたからです。普段日本ハムの試合を見る機会がなかっただけ、この希代の選手を見るのはテレビ中継でも初めてでした。
大谷は日本のプロ野球で初めて投打の両面で一流になれる素材です。あと何年かで大リーグへ行ってしまうかしれないので、ぜひ見たいと思っていました。今シーズンは打者としてよりも投手として進境著しいとマスコミが伝えていた
のでさらに興味をそそられていたのです。
対する巨人の先頭打者は大田泰示。巨人ファンなら一年一年大成を望んで止まなかった大型の素材です。入団時には松井秀樹の再来と云われて背番号55をもらったけど、松井に比べたら全然アカンというわけで、44に引き下げられ
た逸話のある選手。東海大相模の出身で、大型選手のわりに足も速く、肩も強
くて数年後には中心選手になると期待されていました。
ところがプロの水は甘くなかった。大田は入団以来8年目。そろそろ芽を出さ
なくては本人よりも球団が迷惑するところでした。
さて大谷投手はマウンドで肩慣らしを終え、試合開始となりました。大田が打
席に立ちました。何と一番に起用されたのです。俊足なので資格はあるけどパワーと大型の体格を知る者には違和感の先立つ一番打者でした。
何球目だったか、大谷が投じた剛速球を大田のバットが強打。打球はレフトの頭上を悠然と飛んで左翼席へ飛び込んでゆきました。3号ホームランです。
「うわあ大田。待望の一発や」
思わずわたしは叫びました。まだ大谷の肩が調子を出す前に打ったのだろうが紛れもない先頭打者ホームラン。球場の観客はもちろんわたしのようなテレビ観客にとっても予想外の結果でした。
大田泰示はここ数試合好調です。前日のオリックス戦でもホームランを含む3
安打でした。パ、リーグとの交流戦で彼はようやく目が覚めたのです。この調子が続けばレギュラーになれるかもしれません。
以後大谷投手は時速163キロの日本記録を含む(自責点1)投球で巨人打線を抑えて完投。2-6で日本ハムの勝利となりました。。打たれた大田にたいしては第2打席、第3打席とも三振。目立ったのはもちろん大谷だったけど、わたしは巨人軍のために大田泰示の成長をとりあげたいのです。
チームはそれまで6連勝していました。3連勝したオリックス戦で阿部慎之助が復帰、ホームランを打ち試合を決めたのを見て、重量打者の一発がどれほど試合に勝ち運をもたらすか認識を新たにしたばかりでした。重量打者は打たなくても観客の期待を膨らませます。相手投手もどうしてもビビる。阿部がいるといないとでは打線の迫力に大差がつきます。
王貞治、長嶋茂雄にいた巨人軍は無敵でした。復帰した阿部慎之助と合わせて大田泰示がチームの両輪になってくれるのをわたしは祈ります。男の股間に

球が2つあるように打線も大型打者が2枚揃ってこそ脅威になるのです。
田口麗斗を初め巨人軍はは若い投手らが腕をあげました。杉内俊哉、大竹寛、宮国椋丞らが調子を上げれば巨人軍はまだまだ捨てたもんでもありません。ゲーム差はひらいても舛添東京知事に負ないように巨人軍は粘り強くあれ。

そういえば現役時代の巨人川上哲治は戦傷か何かで片キンだと云う噂があったなあ。ホントかどうか保証はないけど、確か中学時代野球雑誌で読んだような気がします。まあどうでも良い話だけど。