2017年3月21日 12:51 AM
ブログ再開
この1か月ほどブログを休みました。各方面から数多くの問い合わせをいただ
き、これ幸いと休みをとりました。ブログのことが気になってはいましたが、。
少々面倒臭くなったのと書くことに困るようになったのとが原因でした。
今日、妻の映子に、
「どうしたん。ブログ書けんようになったの。今日皆に訊かれたわ」
と云われて再開の決心をしました。
書けなくなったのは映子の病気。それも肺ガン。最初知らされたときは仰天し
ました。最近では医学の発達でガンは不治の病でなくなったらしいけど、わた
しはさすが老人で、肺ガンいこーる死病というショックからなかなか抜け出せ
ませんでした。
映子は体調不良で医師の診察を受けたところ腫瘍マーカーを最初診られ、変だ
となって胸部撮影。影があって数日後肺ガン本決まり。2月1日に手術となっ
て、このあたりとんとん拍子に日程が進んでどう仕様もない日々でした。
映子とは5歳違い。男女の平均寿命の差もあってあって、わたしのほうが先立
つものと信じていたのでまったく不意を突かれた心境でした。この日からブロ
グの締め切り日が来るたびに
「冗談じゃないよ。それどころじゃない」
という気がしてお休みをいただいたわけです。何だか仕事の段取りが悪く、書
き下ろしも遅れて関係の皆様にご迷惑をおかけしたらしいです。すみません。
2月1日がきました。緊張して病院へ向かいました。長時間の手術によく耐え
て終わったとき、映子が案外元気なのでホツとしました。
映子とは長い付き合いです。知り合ったころ競馬と野球に良く誘いました。廃業
した赤線に下宿して、小説にも書きましたけど、いろいろ苦労させたもんです。
手術から1か月、本人は何とか術前の体調が戻ったようで、買物などぼつぼつ
再開しています。ついでにわたしのブログも再開させようという魂胆です。
この騒動でいつまでもショックを抱え込んだままでいるわけにもいかない。
わたしもあと何年生きられるかわからないけど、今度の騒ぎでつくづくわかっ
たことは平穏無事な何でもない1日ほど貴重なものはない、ということです。
また頑張るつもりです。お元気で。