著書一覧
われらの再生の日

孫ほど年下の娘と人生最後の恋を楽しむ老齢の物書き。不得手なパソコン修行をつうじて現代の若者への理解を深めてゆく。

定年直後

男も女も、現役もOBもみんなの還暦冒険&入門小説。定年の予習、復習をどうぞ。

神の国に殉ず – 小説 東条英機と米内光政 (下巻)

戦争によって一等国にのぼりつめた日本が対米英戦争にどのようにして敗れ、民主主義国家に変貌したかを、終戦時の海相米内光政の生涯を軸に描く。日本と日本国民の精神的支柱だった皇国史観破滅と、戦後皇室がどう変貌したかについての報告もある。

神の国に殉ず – 小説 東条英機と米内光政 (上巻)

大東亜戦争開戦の最高責任者、東條英機首相を軸に、日本がなぜ日中戦争から対米英戦争に傾斜していったかを克明に描く。昭和天皇と戦争の関係についても詳述。圧巻の戦記文学。

春情おかげ参り

人情恋情あやなす糸車。当時のお伊勢参りは男探し、女探しの旅だった。母を背負ってお伊勢参りに出た好色男の物語。

曇天に窓があく

愛する女と自分たちの将来を手に入れるため、東北の貧乏藩士の次男坊啓四郎が突き進んだ幕末波乱の人生。

秘薬絶頂丸―回春屋直右衛門

女を悦ばせたい。大坂道修町で秘薬の開発に賭けた男。

静かなる凱旋

奥羽の南部藩の下級武士が主人公。賊軍の側から見た戊辰戦争の一局面。若き日の桂太郎が登場する。あまり書かれることのない維新当時、さらに日露戦争当時あの奥羽や出羽地方の模様が活写されている

遙かなり真珠湾―山本五十六と参謀・黒島亀人

真珠湾攻撃の大戦果をもたらした二人の絆。山本五十六長官と黒島亀人参謀の密接な連携の実態とその後の二人の運命を描いた物語。

老年満作

年金生活に入った初老の男性が出会い系サイトで拾った生きる悦び。人生のEDからの回復。

出合茶屋

「後家長屋」につづく町之介シリーズ。前作同様[小説現代」の連載シリーズで人気を博した。

大義に死す―最後の武士・阿南惟幾

終戦時の陸軍大臣だった阿南惟幾の伝記小説。剛直、清廉の士阿南は敗戦の責任を天皇と国民に詫びるため、壮絶な割腹自殺をとげた。

さらば日本

日本の繁栄を築いた老兵が、崩落の淵にあえぐ次世代に贈る最後のメッセージ。誇り高く生きよ。

後家長屋―町之介慕情

江戸期、大阪の貸本屋町之介が商いがてらさまざまな商家、町家へ出入りし、内儀や後家、娘などと色好みの人生をを謳歌する。大阪風俗と町人の生態に材をとった娯楽作品。

英雄の魂-小説石原莞爾

満洲国設立の立役者。軍略の天才石原莞爾の生涯と、宗教に支えられたその魂の有りようを描いた伝記小説。

情事の会議室

エリート社員を襲うオフィス、ラブの罠。
次期社長候補の死。右肩上がりの時代のサラリーマンの生態。

地球交響曲―小説ベートーヴェン

楽聖ベートーヴェンが人生のどんな時期にどんな曲をつくったかを掘り下げて書いた伝記小説。読み進むうち壮大な交響曲がきこえてくる。

大阪をつくった男―五代友厚の生涯

平成不況打開の鍵は幕末維新にあり。日本資本主義の指導者五代友厚の生涯

日本永眠協会

年老いて生きる気力を失い、死を望みながら自殺もできずにいる人々。そんな人に楽な死をプレゼントする事業の経過を描く。

ゆっくりと悲しげに

中年の作家と若い女性ピアニストの恋のいきさつ。背後に女主人公の弾くエリック、サティの曲が流れるような物語。

危機の外相 東郷茂徳

太平洋戦争の開戦時および終戦時に外相をとめた東郷茂徳。和平のため生命がけで働いた硬骨の外交官の生涯を描く。ベストセラーになった。

危険な秋

30年ぶりに再会した男女の、若き日の純愛への憧れと老いた現実の交錯する危険な恋愛の物語。
高齢者の愛と性を大胆に描く。

篠懸の遠い道

昭和六十年。夫に背かれ、子に去られた四十歳の人妻が、父とともにまだ貧しかった中国へ旅行した。復興途上の日本を思わせるさまざまな風景と、たくましい中年のガイドに惹かれて、独立した自由な新しい人生に出会った思いにひたる。いまからやり直しはきくのだろうか。

父は戦争に行った

争で心の奥底に深い傷を負った人も今日では平和を享受している。だが、その傷がある日突然疼きだして事件を起こす。戦争の記憶を題材にした著者初のミステリー。

嵯峨野物語

京都の嵯峨野にある落柿舎で第二の人生を懸命に生きた男女の物語。落柿舎は江戸初期の俳人向井去来の別荘で、芭蕉も長く滞在した。現在も観光名所である。

雷鳴のとき

昭和52年、倒産直前の総合商社安宅産業へ送り込まれた本物の経営者松井弥之助の獅子奮迅の活躍とその半生を描く伝記小説。

焦土の野球連盟

後の混乱期に産をなした新興成金たちがそれぞれ球団を編成したが、大企業の形成する日本リーグには参加できない。そこで自分たちで独自に国民リーグを結成した。その誕生から崩壊までを描く。

蛸と精鋭

作者の初短篇集。最初は「袋叩きの土地」のタイトルで出版されたが、改題されて文庫になった。デビュー当時の渾身の力作が そろっている。

キャプテン源兵衛の明日

特攻艇を乗せて出撃した潜水艦長川口源兵衛。彼にとって戦後は新しい戦場だった。怖れず彼は徒手空拳で一部上場企業太陽酸素を育てあげた。戦争で鍛えられた快男児の奮戦記。